レーシックを受けるため、検査に行ったら、めっさクロージングされた件 のつづき。
クロージングされた商品はコレ。角膜強化法 クロスリンキング手術。
レーシックと合わせて受けると最低でも46万円くらい。
良いレーシックマシーンだと68万円、100万円まである。
そんな手術は寝耳に水であった。
でもね、これを受けておいたほうが、レーシック後の視力が下がりにくいのと、
生涯保障がついているので、もし視力が下がっても何度も手術が受けられるんだって。
このリーフレットには円錐角膜という、角膜の病気のことが書いてあって(恐れを喚起)、
これを発症すると角膜移植が必要になる可能性があるらしい。
確率としては3万人に1人です。うちでは60万人くらい手術してるからね・・・・。
この手術を受けることによって防ぐことができます。瀬戸さんは上下の角膜がすでにバランスを崩しているので(恐れを喚起)受けておくと安心だよ。
へー、そうですか。60万人受けて、実際に何人の人が発症されているんですか?
( ̄_ ̄ i) 電卓をたたきながら、、、3万にに1人ってことだから・・・
60万人受けた中で、いたとしても20人ですよね。うーん、超レア。
まー、いるでしょうねー。
先生この病院で円錐角膜になった人がいるかどうか、把握してなさそー。
レーシックを受ける人の7割がこの手術を受けていることや、
私の角膜の弱さを盾に何度も恐れを喚起してくる先生。別に怖くないけど。
むしろ、クロージングとしては正しい!と内心思いながら話を聞いていました。
一通りの説明(恐れの喚起)が終わった後は、金銭面の話です。
何しろレーシックとこの角膜強化法の手術で46万円かかる。
私はもともと老眼のレーシックで30円の予算を見積もっていたのですが、
普通のレーシックになり、予算は24万円~28万円になっていた。
それが、いきなり倍である。
分割払いでも金利が発生しない仕組みになっているとの説明を受けたり、
3年36回払いなので1ヶ月6千円くらいですよーとか、
レーシックは一括払いで、角膜強化法の分は分割にできますよーとか
支払方法の説明が続く。
そして、今度は所得税の医療費控除の話まで。
医療費控除の説明資料も用意されているのである。
平成24年4月1日からレーシック手術が医療費控除の対象になったんです。
これは国税庁のHPにも敢えてQ&Aに載っているよ。
でね、その資料には所得税率や計算方法が書いてあるので、
先生が還付額を計算してくれた。
所得ってだいたいいくらくらい? 自営業だったら利益調整とかするのかな?
ま、所得税率20%、住民税10%で合わせて30%で計算してみようか
7割の人が選んでいる68万円のコースだと免税額10万円を引くので、
58万円×0.3=17万4千円
46万円のコースだとしても、免税額10万円を引いて、
36万円×0.3= 10万8千円。
あとで11万円くらい還付されるよ。
いやいや、先生、46万円払って11万円の還付だと35万円の
キャッシュ減ですよね。
同じ35万円のキャッシュを消費するならレーシックで24万円としても、
残りの11万円は洋服買いますがね・・・。
と一瞬で計算できてしまうのが、経理部予算担当の頭の中である。
こうやって還付金に焦点を合わせることで、なんかお得かも?って思わせようとしているのかもな。
だいたいさ、クロージングとしては、
高額支払には抵抗ありっていう前提から始まっているのが残念だった。
私は抵抗を示すつもりもなかったので、なんか先に購入意欲喪失。
恐れを喚起するのはクロージングとしてアリなので、まあよしとしても
角膜を強化することで、リスク回避ではなくて、こんなにステキな未来があるよって
伝えてくれていたら、68万円のコースを買って・・・・いや、買わないけど。46万円のコースで角膜手術を受けたかもしれない。
ま、もともとリスク回避のための手術だからそれは難しいか。
先生との会話で、病院側として あとで患者さんから視力低下のクレームをつけられたくないというニュアンスが節々に聞き取れたこととや、根ほり葉ほり聞いてみると、この手術はここ3年くらいの症例をとって、行うほうがよいと判断した新しいものであること。つまり3年前にレーシックを受けた人はこの手術をやってない?ということで、受ける必要はナイと判断しました。
年齢的に10年保証があれば十分。10年後50歳だし。
生涯保障といってもさ、古い機械で保障されてもね・・・。
20年後には新しいのがでてるでしょ。とかとか。
こういう計算は一瞬なんだよなー(もっと違うところで使えるようになりたい。)
でもね、検査のときはまだ結論は出さなくてよくて、
手術日当日に決めてくださいって言われました。良心的♪