こんにちは 瀬戸まりこです。
自己紹介の続きです。
前回の記事はコレ ⇒ その1
経理の仕事に飽き飽きし、
結婚したいなと思っていたけれど、30歳を目前に彼氏と別れてから
鬱々とした日々を過ごしていました。
そして・・・
32歳の夏、高校の友達を韓国へ旅行しました。
初めて「アカすり」を体験しました。
写真は洋服を着ていますが、
私が受けたお店はお風呂場のような場所で
簡易なテーブルのようなベッドに乗せられ、
タオルもなく丸裸。
アカすりしてくれるおばちゃんたちは全員黒いビキニ姿でした。
私も黒いビキニ姿で垢をするおばちゃんになりたい!
これは絶対楽しい。
そう決めて帰国しました。
でも、インターネットで「アカスリ・仕事」で検索しても
ヒットするのは風俗店ばかりであっけなく撃沈。
困ったな
そこで、アカスリではなく、
オイルマッサージで検索して見つけた仕事が
アロマセラピスト
すぐにスクールに申し込み、仕事帰りにアロマの講義を聞き、
休日はトリートメント技術を学ぶ生活が始まりました。
ボディもフェイシャルもジュリークの香りに包まれて働くなんて
これはステキすぎる仕事だと真剣に思っていました。
アロマセラピストやインストラクターの資格をとるため
いろんな情報を収集しているとき、
セラピストとして活躍している人のブログも読み漁りました。
セラピストさんのブログを読んでいると、
クライアントのネガティブな状態をセラピストが受け取ってしまうことがある
レイキを学んで氣を流しましょう。
そんな書き込みをいろんなところで見かけました。
次のお客様へネガティブなエネルギーを渡してはいけないわ
レイキも受けに行ってこよう。
資格も取ったし、レイキっていうのも習ってみたし。
あとはベッドを買って練習しながら自宅サロンを開業しよう。
またまた自宅サロンの情報を収集。
そこにある豊富なメニューにたじろぐ私。
フットマッサージ(足つぼ)メニューあります
ガーン、そうなのかフットだけのオリジナルメニューも
あったほうがいいのか。それも学ばなくちゃな。
今度はフットマッサージの勉強をはじめました。
ゾーンセラピーというものを学びました。
足の裏と臓器の場所も覚えたし、もう私ったら凄いじゃないって自画自賛。
そして気が付いたこと。
この不況の時代、誰が癒しにお金を払ってくれるのか?
不況でも女性がお金をだすもの、それは
美しくなること、美容だ。
美容フェイシャルも学んでおこう。
ジュリークを使った癒しでしょ、いいとこだらけのフットマッサージでしょ
小顔になる美容フェイシャルでしょ。もう技術はバッチリでしょ。
そして雑誌「セラピスト」を買うようになる。
毎月読む、読む、読む、読む・・・・・・。すると
身体と心はひとつです。カラダの不調はココロから実は心の問題?
そんなことがたくさん書いてある。
そうよね、そうよね、カウンセリングも大事よね。
そうだった、そうだった
私は子供の頃から精神科医になりたかったんだ。
頭が悪かったから夢は断たれたけれど、
カウンセラーになりたかった時期だってあったじゃない。
人って無意識でもいつも同じゴールを目指しているんだわ
(と言っては学ぶ理由を正当化していました)
カラダのケアの次はココロのケア。カウンセリングを学び続けて
1年も経った頃でしょうか、カウンセラー仲間から
「コーチング」という言葉がちらほらでてきました。
マイナスの状態から「0」にすることはできるけれど、
さらにクライアントの可能性を引き出す??
コーチング
こういう資格があったほうが信頼されるもんね。学んでおこう。
***
こうして、32歳の夏から36歳の夏までの4年間は
起業するためのスキル習得にお金も時間も費やしました。
そして、自宅サロンを始めるべく、ベッドを買い、家具を買い
2回も家を引っ越しして、準備を整えたのです。
最後にこの仕事でやっていけるかどうかの最終確認として、
女性起業家を多数輩出している松原靖樹さん
のセミナーを受講しにいきました。
仕事と自分の力(強み・能力)の整合性をチェックする
適職診断のようなセミナーです。
コレ⇒ 4つのポジショニングセミナー
(今は私が講師を務めています)
そこででてきた答えは
あなたはセラピストには向いていません。
ガーン!Σ(・ω・ノ)ノ!
4年間の私の時間とお金が一瞬にして吹き飛んでしまったのでした。
そして新しい自分探しの旅が続いてしまうのでした。